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こども家庭庁

日本で生まれた赤ちゃんの約10人に1人が低出生体重児です。低出生体重児は、成長過程の健康課題だけでなく成人期の生活習慣病との関連性も示唆されています。低出生体重児の割合が増加する要因として、妊娠前のやせ、妊娠中の体重増加の抑制、喫煙、飲酒等などがあると報告されています。日本の妊産婦死亡率は4.2(出産10万対)で世界有数の低率国となっていますが、出産年齢が上昇しており、それにより妊産婦死亡率は上昇するといわれています。また、妊産婦は、様々な不安や負担を抱え心身のバランスを崩しやすく、うつ病の発症などの問題が生じやすい状況です。心身のケアや育児のサポートが必要な出産後1年までの母子等に対し、産後ケアを行う事で、こどもと保護者との間の愛着の形成を促進します。