主要経歴までの略歴
1994年 助産師免許取得後、 神戸大学附属病院周産期センター勤務
2001年 開業助産師として地域の母子保健事業に従事
2019年 京都橘大学 通信課程修了(認定心理士)
2022年 公益社団法人京都府助産師会 代表理事
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
京都市内の助産院での開業研修で、お産を中心とした地域母子支援活動を知り、分娩体験が、妊娠・出産・産後の母子の健康のみならず、更年期にいたる女性の一生にも長く影響することに強い感銘を受けた。2001年訪問中心の開業助産師として、私なりの支援活動を模索し始めた。
取組をどのように展開しましたか?
開業以来25年、自宅分娩、母乳育児支援、京都市委託事業などで地域の母子の支援活動を行ってきた。助産師グループで無料電話相談、家庭訪問、学校等で命の授業等を実施した。助産学生教育機関などの非常勤講師を継続担当している。現在は京都府助産師会代表理事として活動中。
今後の展望を教えてください
未来に温かい心と健康な身体をつなげていきたい。一人ひとりに丁寧に向き合い、母子が心から安らげる場所を提供し、切れ目ない支援活動を続けていく。また「産婆さん」の時代から引き継がれている助産ケアの本質を、教育の現場で次世代に伝える役割も果たしていきたい。