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こども家庭庁

健やか親子21内閣府特命担当大臣表彰 受賞者の声

健やか親子表彰 功労者表彰 [個人]

受賞者
多賀 崇
主要経歴
小児科医師
主要経歴までの略歴
1986年 滋賀医科大学医学部卒業、小児科入局
1988年 滋賀医科大学大学院入学
1993年 長浜赤十字病院小児科
1995年 滋賀医科大学小児科、以後スタッフとして小児がん診療に携わる
2025年 公立甲賀病院小児科部長(滋賀医科大学客員教授)
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
研修医のころに多数の小児がん患者を受け持ったこと、その当時小児がんは救命が困難な難病で、実際受け持ちの患者も多くがなくなった。しかしながら滋賀県でこの領域に携わる小児科医は数えるほどおらず、自らが関わり、少しでも多くの小児がん患者を元気にしたいと思った。
取組をどのように展開しましたか?
滋賀県で最も多く小児がん診療を行っている滋賀医科大学医学部附属病院の小児科医として30年以上にわたり、同疾患の診療、教育、研究などを行った。また、日本小児がん研究グループならびにその前身の研究グループの執行部として本邦の小児がんの臨床研究をけん引した。
今後の展望を教えてください
第一線での診療は後進に任せ、指導的な立場として診療を続けたい。また、小児がんの滋賀県民への啓蒙ならびに長期フォローアップの必要性の理解の浸透を推進し、医療者のみならず行政や教育関係者、住民を含めた包括的医療体制の構築に尽力したい。