主要経歴までの略歴
裾野市役所へ保健師として奉職。母子保健事業を最初に担当し訪問や相談対応をした。福祉部門では、関係機関と連携しながら困難事例にも対応した。令和2年より健康推進課長として、子育て世代包括支援センター設置や発達支援体制の構築などにも携わり、30年以上が経過した。
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか？
子育て支援の現場で、複雑かつ多様な課題に直面する中、個別支援だけでは限界があると感じた。関係機関との連携を強化し、包括的な支援体制を整えることで、より安心して子育てできる環境づくりが必要だと痛感したことが、取り組みのきっかけとなった。
取組をどのように展開しましたか？
コロナ禍においても母子保健事業や個別支援を継続しながら、子育て世代包括支援センターの設置運営や発達支援体制の構築を推進。関係機関との連絡調整を密に行い、課題の共有と役割分担を明確にしながら、地域に求められる支援体制の整備に取り組んだ。
今後の展望を教えてください
近年、子育てを取り巻く環境の大きな変化を実感している。地域の子育て世代が安心して暮らせる環境づくりのため、多職種連携を深めつつ、地域全体で子育てを支える仕組みを構築するための取り組みを継続したい。また、後進の育成にも力を入れたい。
