主要経歴までの略歴
1991年 旧新里村に管理栄養士として入職。妊産婦・乳幼児への保健活動を展開。宮古市保健福祉部健康課主任栄養士、田老・新里・川井保健センター所長として勤務し、通算30年以上母子栄養改善業務に携わる。
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
家族構成の変化、ライフスタイルや価値観の多様化、食を取り巻く環境の著しい変化の中で、子どもが、健康で豊かな人間性を育むためには、健全な食生活を実践する力を養うことが必要と感じ、「食」の大切さを伝える取組を始めました。
取組をどのように展開しましたか?
訪問や健診等で、個々の状況に合わせた実行可能な食について寄り添う支援を行い、食育推進計画策定後は、他部署や多職種と連携して妊産婦・乳幼児対象の集団健康教室を開催。食生活改善推進員と協働して小学生に食の大切さを伝え、食への関心を高める活動を展開しました。
今後の展望を教えてください
この度の表彰を賜り、ともに食育を推進してまいりました皆様に深く感謝をしております。今後も子どもの健やかな成長のためには「食」が大切であることを、関係機関や地域の方と連携し、地域に根差した事業を展開していきたいと考えております。