主要経歴までの略歴
平成2年に旧松任市に保健師として入庁以来、乳幼児健診における母子の健全な発育発達への支援、新生児訪問や母子相談による母子の個別支援、子育てサークルの育成など地域ぐるみの育児支援体制の構築に従事してきた。
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
各種の保健事業を通じて、保健師として住民の声を直接聞く機会に恵まれてきた。一人ひとりの声を大切にし、行政が意図的に点を線につなぐ支援を行うことで地域の当事者同士がつながり、面となって住民主体の活動に発展していく様を住民から教わったこと。
取組をどのように展開しましたか?
虐待予防にも力を入れ、精神面へのケアに着目し、全国に先駆けた産後ケア事業の取り組みをはじめ、産後うつなどの保護者への支援に尽力した。グローバル化に対応した予防接種事業への取り組みや、コロナ禍においては新型コロナウイルスワクチン接種の推進にも携わった。
今後の展望を教えてください
現在の教育委員会事務局子ども総合相談室に異動してからは、統括支援員となりこども家庭センターの統率に貢献するとともに、室長として部下の専門性を生かしつつ、子どもの最善の利益を大切にした相談業務を展開している。