主要経歴までの略歴
1977年 杏林大学医学部卒業、杏林大学病院小児科学教室入局
1980年 髙木病院(現扶顛堂たかぎクリニック)勤務
1997年 髙木病院院長
2005年 埼玉県医師会理事
2017年 南埼玉郡市医師会会長
2024年 埼玉県医師会常任理事
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
埼玉県医師会理事として、2008年に埼玉県立特別支援学校医療的ケア運営協議会に委員として参加したことが、特別支援教育への関わりのきっかけとなった。以後2021年までマニュアル作りや教員への指導を行い、医療的ケア児の受け入れ拡大・充実に努めた。
取組をどのように展開しましたか?
当初は経管栄養・喀痰吸引・導尿のみがケアの対象だったが、徐々にケア対象を拡大し酸素療法中の学童のケアも受け入れられるようになった。また、2015年に、埼玉県障害児就学支援委員会委員に就任し、障害をもつ子供達が望ましい環境で就学出来るように指導・助言を行った。
今後の展望を教えてください
今までの経験を生かし、今後はインクルーシブ教育の推進に関して教育機関に協力していきたい。その為には普通学校の教員への指導・研修が重要と考える。様々な特性を持った子供達に対応できる柔軟性を持った教育体制作りへの提言を行っていきたい。