主要経歴までの略歴
昭和60年:日本大学医学部卒業
都内で勤務後、平成8年より千歳産婦人科医院に勤務
平成27年:同医院の院長に就任
役職
青森県医師会 常任理事(平成11年〜平成22年)
青森県臨床産婦人科医会推薦理事、東青地区理事
現在、青森県産婦人科医会 副会長
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
青森地域での産婦人科医不足を前に、母子が安心して出産・育児できる環境を守りたいとの使命感を抱いた。父と共に地域に根ざした診療を重ね、母子保健の向上と女性・若年層の健康支援に取り組むことが、自らの責務であると感じたことが原点となった。
取組をどのように展開しましたか?
院長として分娩・健診・産後ケアを一人で担い、地域の母子の安全を支えている。子宮頸がん検診やHPVワクチン接種を推進し、女性の健康増進を推し進めた。高校での性教育講話を15年継続し、行政と連携した切れ目のない支援体制の構築にも尽力している。
今後の展望を教えてください
青森県全体の母子保健体制の充実をさらに進め、医療・行政・地域が協働する支援の輪を広げたい。若年層への性教育や健康教育を継続し、すべての女性が安心して妊娠・出産・子育てできる社会を実現するため、地域医療の担い手として努力を重ねていく。