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こども家庭庁

健やか親子21内閣府特命担当大臣表彰 受賞者の声

健やか親子表彰 功労者表彰 [個人]

受賞者
佐藤 良枝
主要経歴
病院から地域の母子保健の充実へ
主要経歴までの略歴
1994年〜2021年3月 神奈川県立足柄上病院に就職。2014年からは病棟科長として管理及びスタッフ教育にも携わる。
2014年〜2020年 神奈川県看護協会 助産師職能理事
2021年4月 秦野市におけるおめでた教室・産後ケア・新生児訪問等母子保健事業に携わり、現在に至る。
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
看護学生時代より、母子関係に興味があり、助産師を目指す。
産科医師や小児科医師減少・不在など変化していく中、地域の産科医療を守りたい、自分に出来ることは何かと研鑽を積み、努力してきた。やはり、病院だけでは限界があり、地域でも自分の力を試したいと思い、現在に至る。
取組をどのように展開しましたか?
2006年、産科医師の集約化に伴い、産科医療を継続するため助産師外来や院内助産に取り組む。2017年より、小田原市立病院と協力して医師不在の院内助産を開始(コロナウイルス蔓延に伴い、2020年中止)。その間、地域の保健師と情報共有しながら妊産婦のニーズ把握に努め、産後ケアも開始。助産師職能理事としては母子保健の現状と産後ケア事業の拡大について県に要望書の提出、アドバンス助産師の普及や県内助産師の知識向上に努める
今後の展望を教えてください
病院勤務で得た多くの学びを秦野市のおめでた教室・新生児訪問・産後ケア・乳幼児健診などにおいて、活用していきたいと思う。そして、地域の母子保健の充実の一助になれるよう研鑽を積んでいきたいと思う。