主要経歴までの略歴
1990年 弘前大学医学部卒、津軽保健生活協同組合健生病院入職
1993年から産婦人科医
2006年 BFH認定
2007年 あおもり母乳の会設立
2015年から弘前市要保護児童対策地域協議会代表者会議委員、青森県立高等学校産婦人科校医、ALSO開催(CD)
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
「母と子が健やかに」をキーワードに「自然なお産と母乳育児」を大切に30年以上にわたり地域の産婦人科医として数多くの妊娠・出産に携わっている。お産の現場にいれば、若年妊婦や飛び込み分娩、貧困などの問題にぶつかり、多くの特定妊婦に関わり、性教育の大切さなどを痛感。
取組をどのように展開しましたか?
母乳育児に関しては自院がBFHの認定を受け、自院での推進にとどまらず、県内、東北、全国での活動を展開し、BFH施設連絡会議の役員も務めている。性教育活動に関しては中高校での講演を開始し、その後青森県教育委員会から産婦人科校医の委嘱を受け尽力している。
今後の展望を教えてください
母乳育児推進、性教育活動の継続。現在は、青森県性暴力被害者支援実務者連絡会議にも青森県産婦人科医会女性保健委員会委員長として参加しており性被害者支援活動に尽力している。そして、周産期救急関連のインストラクターをこの間取得しており、後進育成、後進の指導も重要と考えている。