主要経歴までの略歴
1996年国立琉球大学医学部卒 同年総合病院国保旭中央病院研修医
1998年同 小児科医員
2007年同 新生児科医長
2013年同 小児科部長 現在家族支援チームFAST代表 千葉大法医学教育研究センター特任研究員 日本子ども虐待医学会理事
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
小児科医になってから子ども虐待の患者さんを受け持ち、個人での対応の限界を感じ、医療機関で如何に対応すべきか考え始めたのがきっかけ。
取組をどのように展開しましたか?
個人ではなくチームで対応すべく院内虐待対策チーム(家族支援チーム:FAST)を立ち上げた。また、県全体の虐待チームである千葉県児童虐待対策研究会に参加。研修面では日本子ども虐待医学会での虐待研修プログラムへの関与。千葉大法医学とも児童虐待に関してコラボ中。
今後の展望を教えてください
今後も引き続き子ども虐待対応を行うのはもちろんだが、医療機関において、子ども虐待対応を担ってくれる次世代の人材の育成を検討。また、チャイルドデスレビュー(CDR:予防のための子どもの死亡検証)を全国展開できるように千葉大法医学教室と活動中である。