主要経歴までの略歴
1980年、金沢大学医学部卒業
1983年、琉球大学小児科助手
1993年、同講師
1998年那覇市立病院入職.小児科部長
1999年、NICUを開設
2005年、小児科医による24時間小児救急医療を開始
2016年〜2020年、那覇市立病院理事長兼病院長
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか？
1980年代前半までの周産期医療における新生児救命率はきびしい状況にあった。その予後の改善を願って、40年以上にわたって周産期医療に携わってきた。また、小児救急医療に関しても中核病院小児科の使命感を感じ、少ないスタッフで24時間小児救急医療を行ってきた。
取組をどのように展開しましたか？
沖縄県周産期ネットワーク協議会の一員として、沖縄県の周産期医療体制の確立に関わってきた。また、院内においては少ない人員できびしい勤務状況ではあったが、チーム医療の重要性を認識し、各自がやりがいを感じながら周産期医療、小児救急医療を推し進めていった。
今後の展望を教えてください
現在は市立病院を退職しており、積極的な関わりはなくなったが、周産期および小児医療を行っている医療機関で微力ながら診療応援を行っている。また新生児蘇生法講習会（NCPR)インストラクターや、小児急病センターの応援は続けていきたい。
