主要経歴までの略歴
1981年 九州大学医学部卒業。同付属病院救急部入局
1984年 雪の聖母会聖マリア病院小児科入職
1985年 福岡大学医学部小児科入局
1993年 高千穂町国民健康保険病院小児科入職
2002年 同病院副院長
2014年 高千穂町保健福祉総合センター所長兼務
2022年 同病院退職。会計年度任用職員として同病院小児科勤務
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
医学部入学前から脳性麻痺の早期発見早期治療に関心があり、小児科医を志望した。高千穂町出身の夫と結婚し、同町の国民健康保険病院に入職するにあたり、町内唯一の小児科医として、町内の子どもたちの健康と心身の発達を支える仕事を全うしたいと考えた。
取組をどのように展開しましたか?
小児の健康と発達を支えるために医療と保健活動に積極的に取り組んだ。在宅医療にも対応した。乳幼児健診や発達相談では、特に5歳児健診を全国に先駆けて導入した。就学支援委員会や要保護児童対策地域協議会等に参加した。保育士、教師等との発達関連の勉強会も主催した。
今後の展望を教えてください
出生前から乳幼児期、学童、思春期、青年期まで一貫して健康と発達を保障できる事業に、行政とも協力して関わりたい。さらに、障害のある方や高齢になって要介護状態になった方でも地域で人生を全うできる地域づくりに貢献していきたい。