主要経歴までの略歴
1990年保健師として和水町に入庁。主に母子保健事業を担当し、思春期相談員資格、NP及びBPファシリテーター資格を取得。全ての子どもの健康の保持増進のため学童の血液検査を町独自で実施。更に子育て支援では自主グループ育成、NP及びBP講座を開催している。
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
体育等で貧血症状をする者が見受けられ小中学生に貧血検査を実施したが、肥満傾向児の増加、生活習慣病の低年齢化が懸念され脂質、糖、血圧等の検査を追加した。検査結果から子ども,保護者の健康意識を高めることの重要性を感じ養護教諭と連携し健康教育及び個別指導を開催。
取組をどのように展開しましたか?
事前に学校教育課に検査の必要性を説明し予算獲得を依頼。子どもが自分の健康状態を知る上で血液検査は有効であることを保護者へ説明する。血液検査の項目及び判定は校医に依頼し、検査実施機関と実施方法を調整し、事後指導は校医、養教、保健師、栄養士と十分話し合い実施。
今後の展望を教えてください
栄えある受賞を賜り、共に活動に取り組んだ皆様のおかげと深く感謝しております。学童血液検査については後輩の保健師、栄養士が継続して保健指導を実施しています。今後は次世代を担う子どもたちが健やかに育つために母親の子育て相談、支援、仲間作りに丁寧に関わっていきたい。