主要経歴までの略歴
昭和48年 和歌山県立医科大学卒業、小児科学教室入局、大学病院での研修とともに、紀南総合病院、紀北分院、済生会有田病院、海南市民病院、那智勝浦町立温泉病院などに勤務。
昭和63年 杉野小児科医院を開院しました。
現在、和歌山県立医科大学小児科学教室博士研究員です。
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
研修医時代にEBウイルスやインターフェロンで誘導される2’-5’オリゴアデニル酸合成酵素、大学病院入院児への水痘ワクチン緊急接種などの研究をしました。開院し小学校医・保育園医を務めるなかで、予防接種などを含む子育ての大切さを学びました。
取組をどのように展開しましたか?
安佐医師会で、感染症対策、乳幼児保健・予防接種、学校保健などの委員会に所属し、子育て環境の整備を目指し、成育基本法(小児保健法)の制定も目標としました。2008年日本子ども虐待防止学会ひろしま大会では事務局長を務め、子どもの安全を守る多くの団体と連携しました。
今後の展望を教えてください
子ども達は私たちの未来です。こども家庭庁が発足し、一歩前進ですが問題が解決されたわけではなく、妊娠・子育て・教育などに多くの不安や経済的負担や問題があります。子ども中心で、子ども達が遊ぶ大きな声が聞こえる明るい日本を期待します。