主要経歴までの略歴
1980年 医師免許取得。
1993年 開業後、地区医師会長などの要職を歴任。
1998年 開設した病児保育室では約7500人の病児を預かってきた。
2003年からファミリーサポーター養成講座の講師として約700人のサポーターを養成してきた。
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
小児科医として、子供の病気の診療だけでなく、保育、保健、子育て支援にも力を入れたいと考え、少子高齢化の進む時代を見据えたニーズにあった究極の子育て支援を目指して、関連した病児保育やファミリーサポート事業に取り組もうと思った。
取組をどのように展開しましたか?
病児保育は全国の協議会に所属して、病児保育の質のレベルアップを考え、現在は学会誌の編集委員長を務めている。ファミリーサポーター養成講座の講師は、伊勢市、鳥羽市、志摩市の三市で年2回程度講義をしてサポーターを養成している。
今後の展望を教えてください
病児保育では、医療的ケア児など預かる対象の拡大と対応できる環境づくりをして行きたい。ファミリーサポートに関しては、もっと利用しやすい料金設定などを行政に働きかけて、サポーターは子育てママさんたちの良き相談者になれるようなシステム作りをしていきたい。