主要経歴までの略歴
1978年 金沢大学医学部医学科卒業 1993年学位取得
金沢大学附属病院に勤務した28年間は周産期医療に従事した。
2014年 浅ノ川総合病院産婦人科部長・産科センター長
2016年 小松短期大学特任教授
2018年 小松大学特任教授を経て2019年から金城大学教授
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
産婦人科医を目指したのは、妊娠・分娩・産褥の現場に係わることにより、親子の健やかな育みのお手伝いをしたかったから。教員になってからは、現場での経験を活かし医療を担うことになる学生へ医療者としての心構えを育みたいと思っている。
取組をどのように展開しましたか?
患者の安全・安心を念頭に日常診療に従事した。医療現場では予期せぬ出来事が起こる。トラブルの場合に受けた相談には、公正中立を旨とした回答を心がけている。教育の現場では、善き医療者としてどうあるべきかを学生に問いかけるようにしている。
今後の展望を教えてください
医療現場の改善は進んできているとは思われるが、まだまだその余地はある。医療現場に必須となってきているチーム医療の理念を医療系学生の心に芽生えさせることにより、医療を必要とする方々全てが健やかに人生を全うできることになるよう、微力ながらも励みたい。