主要経歴までの略歴
1981年 産婦人科入局
1985年 医学博士
1993年 青森市民病院産婦人科部長
1996年 田中産婦人科クリニック院長
2007年 青森市産婦人科医会長
2009年 日本産婦人科医会青森県支部長
機構改革のため2011年青森県産婦人科医会長、現在青森市医師会副会長
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
青森市民病院に着任以来、小児科と協力して積極的に母体搬送や新生児の出迎え搬送に取り組み、産科医療の向上に携わったこと。また、開業以来10代の望まない妊娠や性感染症の防止の必要性を感じ、高校生対象の性教育にも産婦人科校医として参加し、活動を始めたことなど。
取組をどのように展開しましたか?
地域の産科医療や新生児医療の安全性向上に努めるとともに、妊婦健診のみならず子宮がん検診や乳がん検診にも取り組み、小学6年生からの子宮がん予防ワクチンの接種率向上に努める。産婦人科校医として性教育を通じて、低用量ピルの普及啓発と性感染症減少などに注力している。
今後の展望を教えてください
青森県産婦人科医会や青森市産婦人科医会などの活動を通じて、地域に根差した診療を続け本県女性の一生に寄り添った産婦人科医療を提供するとともに、性教育を実施し高校生を中心とした思春期医療にも積極的に携わっていきたい。さらに性犯罪被害者支援にも協力していく。