取組を始めた経緯は何ですか?
3人の子を残し亡くなった親友(享年36歳)の子どもと一緒にいられなくなった悲惨な状況をみて、若くても命に係わる病になる事、病のサインを見逃さない知識を持つ事、検診受診は子どものためと伝えてきましたが、コロナ禍で医療者からママ達が病院に寄り付かなくなったと聞いた事。
具体的にどのように取組の普及を工夫しましたか?
健康意識の低いママが来たくなる要素を取り入れること。自分のためには重い腰のママ達も、子どもをお得に楽しませてあげられるイベントであれば足を運んでくれることからキッズパークと連携。メインは常に“子どもも楽しいから「おいで」”として、まずは足を運んでもらうことを重視しています。
取り組む中で苦労したこと、大変だったことは?
女性が対象なので女性の医療者に限定し、平日昼間にご協力いただける医療者を探すこと。医療機器(超音波検査機器)の手配にも苦労しました。
取り組む中で苦労したこと、大変だったことに対して、どのように乗り越えたか
ネットで探し、この人はと思った人にダイレクトメッセージを送り活動の説明に行き協力を仰ぐ。会う人会う人に「こんな人いないかな」と紹介依頼をするような、まさに草の根活動で乗り越えました。
今後の展望・課題は?
最低でも全国各区で当プロジェクトを当たり前に開催できるようにしていきたいです。地域のママ達が地元の企業の応援で健康を守れるように各地に支部、またはプロジェクト実行チームを構築。また、最初の一歩はママのがん検診。その後はスムーズに地元のクリニックに検診に行けるような体制づくりも行っていきたいです。