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こども家庭庁

内閣府特命担当大臣表彰 受賞者の声

功労者表彰

受賞者
山口 清次
主要経歴
わが国の新生児マス・スクリーニングの向上およびアジア諸国との国際協力の推進への貢献
主要経歴までの略歴
1982年 小児科学、および先天代謝異常の研究開始
1993年 島根医科大学(大学統合で島根大学)小児科教授(22年間)
2004年 厚生労働科学研究「新生児マススクリーニング研究班」班長(12年間)
2009年 日本マススクリーニング学会理事長(9年間)
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
1982年から岐阜大学医学部小児科で先天性代謝異常症の病因、病態の研究を開始した。その後新生児マススクリーニング事業に参画した。
取組をどのように展開しましたか?
質量分析による代謝異常の自動診断プログラムの開発、有機酸・脂肪酸代謝異常の新規疾患の同定、新規治療法の開発、アジアとの国際協力、マススクリーニングの普及等の業績により、日本先天代謝異常学会、日本医用マススペクトル学会、アジア小児科学会より表彰を受けた。
今後の展望
小児科領域、小児保健領域で活躍する次世代の人たち、および患者会などの活動に対する助言等で支援したい。