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こども家庭庁

内閣府特命担当大臣表彰 受賞者の声

功労者表彰

受賞者
橋本 富子
主要経歴
思春期健康教育(性教育)21年、助産師44年
主要経歴までの略歴
2002年~ (一社)大阪府助産師会 思春期健康教育講師・事業担当
2003年~ はしもと助産院 開業
2005年 大学院修士課程 修了(臨床教育学修士)
2009年~2020年 大学教員
2018年~2022年 住吉区子どもの将来のライフプラン支援事業
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
1996年に楽しい子育てを目指し助産所を開業した。当時、地域で若年妊産褥婦に遭遇し、予期せぬ状態に翻弄される若者を目の当たりにした。そこで、小・中学から自身の将来の心身の健康を自ら築くための教育が重要と考え、2002年から思春期健康教育(性教育)に取り組んだ。
取組をどのように展開しましたか?
本会で性教育講師をしながら助産師が同じ目標をもち実践できるようガイドライン作成や学習会を行い整えた。また、実践には広い視野と見識が必要と考え大学院で学び調査・啓発を行った。2018年包括的性教育(Unesco)に出会い、現活動を確信しつつ、新たな取組を考えた。
今後の展望
2018年~5年間、若手助産師達と人権尊重・ジェンダー平等・論理的根拠を基盤に発達に応じた継続的な性教育をA区で実践した。実践中の生徒の様子やアンケートから生徒達が成長・理解している結果が推測された。今後も全生徒が継続して学び自身の将来に生かせるよう努めたい。