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こども家庭庁

内閣府特命担当大臣表彰 受賞者の声

功労者表彰

受賞者
永井 ひろみ
主要経歴
ながい助産院母乳育児相談室 産後ケア委託事業
主要経歴までの略歴
1995年助産院開設
2014年長野県助産師会保健指導部会長・理事 NPO法人ながのこどもの城いきいきプロジェクト理事
2017年長野県助産師会執行理事
2019年放送大学教養学部心理と教育専攻卒業認定心理士取得・千曲市産後ケア事業委託
2021年長野市産後ケア事業委託
取組を始めようと思ったきっかけは何ですか?
自らの妊娠、出産、育児を体験し、妊娠、出産早期から母乳育児を継続する為の支援、トラブルを解消する為のケアの必要性を感じた。また、それぞれの母子や家族へ心身のサポートと個々の生活に応じた継続的な育児支援の必要性を感じ、地域で助産院を開業し育児相談できる場所を提供したいと思った。
取組をどのように展開しましたか?
助産院を開業し、母乳育児相談、育児相談を開始。市の新生児訪問事業の委託、両親学級講師、育児サークルの立ち上げ、幼稚園、保育園の子育て講座講師を行う。産後うつや育児不安、家族間の調和の為、心理について学ぶ。産後ケアの委託を受け、多職種との連携を深めている。
今後の展望
市町村委託の産後ケア事業において、産後うつの早期発見や予防に努め、更なるケア内容の充実を図りながら切れ目な育児支援を行いたい。また、父親の育児休暇の取得の増加に伴い、父親に対する育児技術や心身へ支援の必要性を感じ、取り組んで行きたい。