・飲食店で待っている時、イスを出してもらいました。
・スーパーで会計が終わったあと、カゴを持ってもらいました。
・すべりやすい場所など事前に声を掛けていただきました。
・電車内で見えずらかった空席を教えていただきました。
・職場でお祝いの言葉をかけてもらいました。
・自分よりはるかに若い学生に席を譲ってもらい、「がんばって下さい」と言ってもらいました。
・知らない人とも赤ちゃんについて話をすることができました。
・坂で「荷物を待ちましょうか?」と言ってもらいました。
・レストランで生モノを別の材料に変えてもらいました。
・お腹を見て話しかけていただきました。
他、多数のエピソードをいただきました。
・食料品などの配送サービスが受けられたらうれしいです。
・外食の際、喫煙席から離れたところを優先的に案内していただけるとうれしいです。
・近くの駐車スペースを利用できるサービスがあるとうれしいです。今はマークがあっても使いづらいです。
・人が集まりやすい所で休憩スペースなどがあればうれしいです。
・夏場の水分補給のサービスがあったらいいなと思います。
・トイレを優先で使わせていただけるとうれしいです。
自由回答は、夏を前にしたイベントだったこともあり、「休憩スペース」や「水分補給」についてなどのご意見が多く寄せられました。
マタニティマークは「健やか親子21推進協議会」から誕生し、今年で11年目を迎えました。今回の調査では、85%の方がマタニティマークをつけたことがあるとの回答でした。さらに、そのうち61%の方がマタニティマークを身に付けていたことにより何らかの配慮を受けたことがあり、内訳を見ると電車やバスに乗った際に座席を譲ってもらったという声が最多となりました。このことから、特に公共交通機関利用時の気遣いの輪が広がっていることがうかがえます。
また、今回は男性向けの調査も実施し、マタニティマークを知っていますかという問いに対しては、95%の方が「知っている」と回答しました。回答者はほとんどが妻やご家族が妊婦の方だったこともあり、マタニティマークを知ったきっかけが「妻から教えてもらった」である方が22%となりました。一方、妻以外のマタニティマークを身に付けている人に配慮したことがあるかの問いには、74%の方が「はい」と回答しており、妻をきっかけにマタニティマークを知り、その後、妻以外の妊婦にも配慮をするようになったという方もいらっしゃることが分かりました。
今後は身近に妊婦がいない方々へのマタニティマークの認知度の向上とともに、気遣いの気持ちを行動にうつす人が増えることを期待し、引き続き、社会全体で妊婦へのサポートができる環境づくりが推進されることを目指してまいります。
※アンケートは「マタニティーカーニバル2017withベイビー」 で実施しました。ご協力ありがとうございました。